「ご尽力」とはどういう意味?言い換え表現「ご協力「ご助力」「お力添え」との使い分け

ビジネスでも使われる「尽力」「ご尽力」の使い方とは? ブログ

こんにちは。長壁です。

みなさんは、「ご尽力」「尽力」という言葉を
使われますか?
普段は使うことがほとんどないのですが、
ビジネスだとよく使われる言葉のひとつ
だと思います。

「尽力」という言葉と似た言葉で、
「協力」「力添え」「助力」などがあります。

使い分けていますか?

正直、私はうまく使い分けている自信が
ありません笑

ひとつの言葉を何回も使ってしまうことが
多いので、
改めてどんな場面でどんな表現が適切な
のか、調べてみました。

気になる方はぜひ!ご一読ください!

「尽力」「ご尽力」とは?

「尽力」「ご尽力」の意味と使い方

“力をつくすこと。”
「小学 新国語辞典【改訂版】」『光村教育図書』

“力をつくすこと。ほねをおること。”(物事を達成するのに苦労するという意味)
「例解漢字辞典 第八版」『小学館』

“ある事の実現のためにありったけの力を出す。”
「現代漢和辞典」『大修館』

相手に対しての尊敬の意を表す、
相手に対する謙遜の意を表す
「ご」をつけて「ご尽力」です。

相手が最大限の努力や労力を費やしてく
れたことに感謝の気持ちを込めて、
「ご尽力いただだき
ありがとうございます。」と表現します。

「尽くす」には、出し切る、力を使い果たす
という意味があります。

「自分以外の誰かのために、何かのため
に最善をつくしたい」また、「役に立てるよ
う自分の持っているできる限りのことをし
たい」というその人の気持ちの表れを出す
ときに使うのだろうと、私は思いました。

例えば
クライアントに対して、クライアントの課題
解決や目的を達成するために、力を尽く
すという決意や気持ちを表すときに、
「尽力いたします。」と使うのですね。

社内では、何かのプロジェクトに関わる場
面において、自分がそのプロジェクトを成
功させるために力を尽くすという決意や気
持ちを表すときに、「尽力いたします。」と
使うことができます。

【注意】
こちらからお願いする場面では、使わない。

「協力」「ご協力」とは?

「協力」「ご協力」の意味と使い方

“同じ目的に向かって、みんなで力を合わせること。”
「小学 新国語辞典【改訂版】」『光村教育図書』

相手に対しての尊敬の意を表す、
相手に対する謙遜の意を表す
「ご」をつけて「ご協力」。

クライアントや上司・同僚などに対して、
協力してもらったことへのお礼や感謝の
気持ちを伝えるときに使われます。

「ご協力いただきありがとうございます。」
「ご協力いただき感謝申し上げます。」
など。

また、協力してもらいときにお願いする
場面でも使われます。

「力添え」「お力添え」とは?

「力添え」「お力添え」の意味と使い方

“人の手助けをすること。力を貸すこと。”
「小学 新国語辞典【改訂版】」『光村教育図書』

例えば、
助けてもらいたいとき、力を貸してほしい
ときには、「お力添えをお願いします。」

してもらったことへの感謝の気持ちやお礼
を述べるときには、「お力添えいただき
感謝しております。」

【注意】
自分のことに対しては使わない。

「助力」「ご助力」とは?

「助力」「ご助力」の意味と使い方

“手助けすること。”
「小学 新国語辞典【改訂版】」『光村教育図書』

“力をかす。手助けをする。”
「現代漢和辞典」『大修館』

例えば、自分が誰かのために何かのため
に行う手助けを表現するときは、
「このプロジェクトには私は助力をおしまな
い。」「助力いたします。」
など。

相手からの手助けや力を貸してもらった
ことへのお礼や感謝の気持ちを伝えるとき
には、「ご助力いただきありがとうございま
す。」

【まとめ】「ご尽力」の言い換え表現には「ご協力「ご助力」「お力添え」などがあります!

どの言葉も「助ける」という意味が含まれま
すが、どれを使うのが適切なのか、状況
や立場によっては不適切な場合もあるの
で、言葉の選び方って難しいですね〜。

最近はよく「ご尽力」という言葉を目にする
ことが多いのですが、言い換え表現を知っ
て理解して、他の言葉も使いこなせたら、
いいな〜と思ってます。

自分が助ける側なのか、助けを受ける側
なのか、自分と相手の立場にも気をつけ
て言葉を選ばないと、「はて?」と思われ
ちゃいますね笑

はぁ〜難しい!!(本音です)
ビジネスメールではよく使われる言葉なの
で改めて気をつけようと思いました!

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